独自性と温もりを感じる家の外観を実現することは、多くの人にとって大切な夢の1つです。
この記事では、そんなレトロな家の外観を演出するための具体的なアイデアと実例を紹介していきます。
レトロな雰囲気が好きな方は、ぜひ最後までご覧ください。
□外観は玄関から始まります!レトロな家づくりについて解説!
玄関は家の顔とも言える重要な部分です。
レトロ感を演出するためのポイントを、扉、土間、靴の収納の3つの要素に分けて解説します。
1:玄関扉
アンティークな雰囲気の木目調扉はレトロを表現するのに最適です。
採光部分には、光が柔らかくなる摺りガラスやアイアンが施されたガラスを使用するのがおすすめです。
2:土間
コンクリートのシンプルな土間も良いですが、タイルや石を加えることで、さらにレトロ感が増します。
ただし、掃除がしやすい素材を選ぶことが大切です。
3:靴の収納
造り付けのざっくりとした棚があれば、それに靴を収められます。
また、中古家具の下駄箱を使うと、一層のレトロ感が出ます。
オークションや古道具店で探してみると良いでしょう。
□屋根のデザインで差をつける
屋根は、家の外観に大きく影響を与える重要な要素です。
ミッドセンチュリーモダンなデザインを取り入れることで、一味違うレトロな家づくりが可能となります。
このスタイルは第二次世界大戦後のアメリカで普及した住宅スタイルで、機能性とデザインのバランスが取れた美しい住まいが特徴です。
ミッドセンチュリーモダンの家は、単におしゃれな外観にとどまらず、快適で実用的な居住空間を提供することで知られています。
1:屋根の勾配
緩やかな勾配の屋根は、ミッドセンチュリーの時代を感じさせるだけでなく、室内の開放感を高める効果があります。
特に平屋建ての住宅に多く見られるこのタイプの屋根は、外と内が一体となった空間を演出し、住む人に安らぎと解放感を提供します。
また、緩やかな勾配は自然光の取り入れやすさを改善し、屋内を明るく快適な空間に変える助けとなります。
2:軒の長さ
軒を長めにすることで、アメリカのミッドセンチュリーの雰囲気を出せます。
これが屋根の印象を大きく変えるポイントになります。
長い軒は直射日光の侵入を防ぎ、夏の日差しを遮れるため、冷房効率を向上させると同時に、室内の温度を一定に保つ効果があります。
このデザインは、外観の美しさを追求すると同時に、エネルギーコストの削減にも寄与します。
3:雨樋のパーツ
雨樋にもこだわることで、家全体の印象が変わります。
特に金属製や竹製のパーツを選ぶと、ユニークな外観を演出できます。
例えば、シルバーの金属製パーツを採用すると、モダンでスタイリッシュな外観になりますし、竹製のパーツを使うと、自然と調和する穏やかな印象を与えられます。
これらの材料は耐久性に優れており、長期にわたって美観を保ちながら機能を果たすため、デザインだけでなく実用性にも優れています。
□まとめ
今回は、レトロな家づくりについて解説しました。
この記事で紹介した玄関と屋根のデザインを取り入れることで、レトロな家の外観を実現できます。
それぞれのポイントにこだわりながら、自分だけの特別な空間を作り出しましょう。