2024.09.13
和室の天井の高さを考えて落ち着く空間を生み出そう!
和室の天井高は、部屋の雰囲気を大きく左右する要素の一つです。
低く抑えれば落ち着きのある空間、高くすれば開放的な空間を生み出すことができます。
しかし、単に好みで決めるのではなく、建築基準法やリビングとのバランスなど、考慮すべき点はいくつかあります。
本記事では、和室の天井の高さについて、おすすめの高さを紹介します。
Contents
□和室の天井の高さについて!
和室は、床に座って過ごすことが多い空間です。
そのため、天井高は低くても圧迫感を感じにくく、むしろ落ち着きのある空間を生み出すことができます。
しかし、建築基準法では、居室の天井高は2.1メートル以上と定められています。
また、リビングと一体空間として設計する場合には、それぞれの天井高のバランスも考慮する必要があります。
1:落ち着く空間を生み出す黄金比
一般的に、和室の天井高は2.1メートルから2.4メートルがおすすめです。
これは、床に座った時の目線と天井とのバランスが良く、落ち着きを感じられる高さと言われています。
ただし、部屋の広さや用途によって最適な高さは異なります。
例えば、4.5畳程度の小さな和室であれば、2.1メートルでも十分に開放感を感じることができます。
2:建築基準法との関係性
建築基準法では、居室の天井高は2.1メートル以上と定められています。
和室も居室に分類されるため、この基準を満たす必要があります。
ただし、例外として、床面積が10平方メートル以下の部屋は、天井高が1.8メートル以上であれば、居室として認められます。
和室を設ける場合は、建築基準法をしっかりと確認しましょう。
3:リビングとのバランス
リビングと和室を一体空間として設計する場合は、それぞれの天井高のバランスが重要になります。
リビングの天井高を高く設定し、和室の天井高を低く設定することで、空間のメリハリを生み出し、リビングの開放感と和室の落ち着きを両立させることができます。
□おすすめの和室の天井高
1:リビングの天井高を基準にする
リビングの天井高は、部屋の広さや用途によって異なりますが、一般的には2.4メートルから2.7メートル程度です。
リビングの天井高を基準に、和室の天井高を決めると、空間全体のバランスが取りやすくなります。
2:和室の天井高を低く設定する
リビングの天井高を基準に、和室の天井高を低く設定することで、空間のメリハリをつけることができます。
和室の天井高を2.1メートルから2.4メートルに設定すると、リビングとの高低差が生まれ、和室の落ち着きが強調されます。
また、リビングとの仕切りとして、建具や間仕切りを用いることで、空間の印象をさらに変化させることができます。
3:小上がり和室の場合
小上がり和室は、リビングの一角に設ける和室で、リビングとの高低差をつけることで、空間のアクセントになります。
小上がり和室の天井高は、リビングの天井高よりも低く設定することが一般的です。
リビングの天井高が2.4メートルであれば、小上がり和室の天井高を2.1メートルに設定すると、バランスが良く、落ち着きのある空間になります。
□まとめ
和室の天井高は、落ち着きのある空間を生み出す上で重要な要素です。
建築基準法を満たしつつ、リビングとのバランスを考慮し、最適な天井高を選択することで、理想の和室を実現することができます。
この記事では、和室の天井高の選び方、落ち着く空間を生み出す黄金比、建築基準法との関係性、リビングとのバランスを考慮した天井高の決め方について解説しました。
これらの情報を参考にして、自分にとって最適な和室の天井高を見つけてください。
投稿者プロフィール
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福島ハウジングの福島秀夫です。
私たちのコンセプトは、お客様の期待と不安に真摯に寄り添い、それぞれのニーズに応じた最適な解決策を提供することです。
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