2025.05.25
土間収納の最適サイズと収納術!後悔しないための計画設計
新築やリフォームで、玄関周りの収納に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
せっかくの家づくり、玄関が散らかっていては台無しです。
靴やベビーカー、アウトドア用品…収納したいものはたくさんあるのに、限られたスペースにどう収めたら良いのか。
そんな悩みを解決するのが、土間収納です。
しかし、土間収納は計画を間違えると、かえって使いにくい空間になることも。
そこで今回は、失敗しないための最適なサイズ選びと収納方法についてご紹介します。
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土間収納の最適なサイズ選び
必要な収納量を正確に算出する
まず、何を入れるかを具体的にリストアップしましょう。
靴の種類と数、ベビーカー、アウトドア用品、掃除用具、季節物など、全てを書き出してみましょう。
それぞれのアイテムのサイズを測り、収納に必要なスペースを計算します。
収納するものの高さや奥行きも考慮し、余裕を持ったサイズを算出することが大切です。
例えば、ベビーカーを収納するなら、展開した状態と収納した状態、両方で必要なスペースを測る必要があります。
また、将来家族が増える可能性も考慮しておきましょう。
家族構成とライフスタイルを考慮する
家族構成やライフスタイルによって、必要な収納量は大きく異なります。
一人暮らしであれば、コンパクトな土間収納でも十分かもしれません。
しかし、家族が多い場合や、アウトドアを趣味とする場合は、より広々としたスペースが必要になるでしょう。
例えば、子供がいる家庭では、子供の遊び道具やベビーカーの収納スペースを確保する必要があります。
また、頻繁に使用するものと、そうでないものを分けて考え、使い勝手の良い配置を検討しましょう。
よく使うものは取り出しやすい位置に、そうでないものは奥に配置するなど、動線を意識した設計が重要です。
動線と使い勝手を考慮した設計
土間収納は、単に物を収納する場所ではありません。
玄関からスムーズに出し入れできる動線設計が、使い勝手の良さを大きく左右します。
収納するものの種類や頻度を考慮し、アクセスしやすい位置に配置しましょう。
例えば、よく使う靴は手前に、あまり使わない靴は奥に配置するといった工夫が有効です。
また、収納棚の高さや奥行きも重要です。
背の高いものや、奥行きのあるものも収納できるように、可動棚などを活用するのも良いでしょう。
さらに、ウォークインタイプやウォークスルータイプにすることで、収納スペース内での移動もスムーズになります。
広さ別おすすめ収納プラン
・0.5畳
靴やコートを必要最低限収納するのに適しています。
オープンタイプやクローゼットタイプで十分でしょう。
・1畳
靴、コート、子供のおもちゃ、ベビーカーなどを収納できます。
オープンタイプ、クローゼットタイプ、ウォークインタイプなど、様々なタイプが選択可能です。
・2畳
かなりの量の収納が可能で、ウォークスルータイプも検討できます。
靴、コート、アウトドア用品、掃除用具などを収納できます。
・3畳以上
自転車や大型の荷物も収納でき、趣味のスペースとしても活用できます。
土間収納の賢い収納方法
収納タイプ別メリットデメリット
オープン型は、収納物が一目で分かりやすく、出し入れがしやすい反面、埃や汚れが付きやすく、見た目も散らかりやすいというデメリットがあります。
クローゼット型は、見た目スッキリで埃や汚れから守れる一方で、出し入れの手間がかかり、収納物の把握が難しい場合があります。
ウォークイン型は、広い収納スペースを確保でき、整理整頓もしやすい一方、スペースを広く取るため、玄関が狭くなる可能性があります。
ウォークスルー型は、玄関と室内をスムーズに移動でき、使い勝手が非常に良い反面、他のタイプに比べて設置場所を選ぶ必要があります。
可動棚の活用術と注意点
可動棚は、収納するものの高さやサイズに合わせて自由に調整できるため、スペースを有効活用できます。
しかし、棚板の強度や耐荷重に注意が必要です。
重いものを収納する場合は、しっかりとした棚板を選び、均等に荷重を分散させましょう。
また、棚板の数を多くしすぎると、かえって使いにくくなるため、収納するものの量と種類を考慮して適切な数を決めましょう。
棚板の間隔を広く取りすぎると、収納スペースが無駄になる可能性もあります。
扉付き収納の選び方と効果
扉付き収納は、収納物を隠せるため、見た目もスッキリと保てます。
また、埃や汚れから収納物を守る効果もあります。
扉の種類は、開き戸、引き戸、折れ戸などがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
開き戸は、開閉にスペースが必要ですが、収納物が取り出しやすいです。
引き戸は、省スペースで設置できますが、収納物が取り出しにくい場合があります。
折れ戸は、開き戸と引き戸の中間的な特徴を持ちます。
収納するものの量や種類、設置場所に合わせて最適な扉を選びましょう。
土間収納の整理収納術
収納する前に、本当に必要なものかどうかを吟味し、不要なものは処分しましょう。
収納するものは、種類ごとに分けて整理整頓します。
ボックスやケースなどを活用して、見た目も美しく、探しやすく整理しましょう。
ラベルを貼ることで、収納物の内容が一目で分かり、家族みんなが使いやすくなります。
定期的に見直しを行い、不要なものを処分したり、収納方法を見直したりすることで、常に使いやすい状態を保ちましょう。
まとめ
土間収納は、適切なサイズと収納方法を選ぶことで、玄関周りの収納問題を解決し、快適な生活空間を実現する有効な手段です。
収納するものの量と種類を正確に把握し、家族構成やライフスタイルに合わせたサイズとタイプを選びましょう。
可動棚や扉付き収納、整理収納術などを活用することで、より使いやすく、見た目も美しい土間収納を実現できます。
計画段階から十分に検討し、後悔のない土間収納づくりを目指しましょう。
投稿者プロフィール

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福島ハウジングの福島秀夫です。
私たちのコンセプトは、お客様の期待と不安に真摯に寄り添い、それぞれのニーズに応じた最適な解決策を提供することです。
25年以上にわたり、寄居町を中心に不動産に関する様々な不安や悩みに対応してきた経験を活かし、お客様の理想の住まいづくりをサポートしています。
私たちの約束は、お客様の「ココロ」に寄り添い、「オモイ」に向き合い、「ミライ」を実現することです。また、家族の声が届く距離で見守り続ける「カゾク」へのコミットメントと、地元「ジモト」との深い結びつきを大切にしています。
私たちは、お客様の夢を実現するために、一つ一つのプロジェクトに心を込めて取り組んでいます。
私、福島秀夫は、この事業を通じて、お客様の人生に価値ある貢献をすることを目指しています。私たちの使命は、ただ家を建てることではなく、お客様の理想の生活空間を創造することです。それぞれの家族が抱く夢や願いを形にし、快適で幸せな生活を実現することが私たちの喜びです。
お客様の理想を実現するために、私たちはこれからも、一つ一つの家づくりに情熱を注ぎ続けます。福島ハウジングは、お客様の夢を形にするために存在しています。あなたの理想の家づくりを、私たちと一緒に実現しましょう。
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