2023.09.02
家を建てるにはどれくらい費用がかかるのか?費用を抑えるポイントとともにご紹介!
家を購入することは、人生において大きな買い物の一つになります。
そのため、家を建てるにはどれくらいの費用がかかるのか不安に思われている方も多いと思います。
まずは、家づくりのイメージを掴むためにも注文住宅の相場を知ることが大切です。
そこで今回は、家を建てる平均費用と費用の内訳、費用を抑えるポイントについて解説します。
Contents
□家を建てる際にかかる費用とは?
以下より、家を建てる際にはどのような費用がかかるのかと、総費用の平均を2パターンに分けて紹介します。
補足ですが、こちらのデータは2021年4月〜2022年3月までのフラット35の利用者データを参考にしています。
*家を建てる際にかかる費用の内訳
家を建てる際にかかる費用は大きく3つの項目に分けられます。
1.建築費
建築費には、住宅そのものの工事費に加え、地盤調査費や水道・ガス管などの敷設工事費も含まれます。
2.土地代
土地を購入する際には、不動産売買契約書の印紙代も必要になることを把握しておきましょう。
3.諸費用
家を建てる際には、ローンの手数料や火災保険料、各種税金なども必要になります。
これらをまとめて諸費用と言います。
*土地ありで注文住宅を建てる場合
既に土地を所有していて、注文住宅を建てる場合、平均費用は3572万円となります。
新たに土地を購入する必要がないので、住宅に対しての費用が主になります。
また、全国平均として、頭金は597万円、住宅ローンの借入金額は2874万円となっています。
*土地なしで注文住宅を建てる場合
土地なしで注文住宅を建てる場合の平均費用は、4455万円となります。
こちらは住宅にかかる費用に加えて、新たに住宅を建てる土地を購入する必要があるので、土地代も含まれています。
平均費用の内訳としては、土地代が1445万円、建築費が3010万円となっています。
土地代に関しては地域差があり、首都圏が高い傾向にあります。
□家を建てる費用を抑えるポイントをご紹介!
家を建てる費用を抑えるにはいくつかのポイントを押さえることが大切です。
以下より2つ紹介するので参考にしてください。
1つ目は、優先順位を付けることです。
注文住宅の最大の魅力として、間取りや設備の選択自由度が高いことが挙げられます。
しかし、かえって希望の条件を詰め込みすぎると想像以上の費用がかかることになります。
そのため、希望する条件において、これだけは譲れないものと妥協できるものとで優先順位を付けてプランニングすることが大切です。
2つ目は、住宅の形状をシンプルにすることです。
総2階建てと言われる、1階と2階の構造が同じシンプルな形状の家は費用が抑えられるとされています。
その理由は、凹凸が多い家よりも、必要とする壁や床の面積が少なくなるからです。
□まとめ
今回は、家を建てる平均費用と費用の内訳について解説しました。
注文住宅を建てる際は、建築費・土地代・諸費用が必要になります。
そして、土地ありで注文住宅を建てる場合は3572万円、土地なしの場合は4455万円ほどかかることになります。
ぜひ本記事で紹介した内容をもとに家づくりの計画を立てる参考にしてみてください。