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2023.10.07

廊下なしで無駄のない間取りへ!メリットと注意点を解説

家づくりでは外観や内装のデザインにもこだわりたいところですが、生活の快適性に直結するのは間取りです。
間取りは動線や将来のライフスタイルまで考える必要があり、決めるのはとても難しいものです。
部屋数を決めたもののスペースが足りないという問題に直面した方は、廊下に着目してみてください。
今回は、無駄のない間取りにする方法の1つとして廊下のない間取りについて解説します。

 

□無駄のない間取りは廊下がない間取り

 

無駄のない間取りとは、空間を効率良く活用した間取りを指します。
移動する距離が短かったり使用している時間が長いスペースが多かったり、「無駄のない」の定義はさまざまですが、無駄のない間取りにするための代表例が廊下がない間取りです。

移動のためだけの廊下をなくすことで、その分の床面積を部屋や収納スペースに活用できるだけでなく、仕切りがなく広い部屋の中で複数の動線が描けるので動線短縮にもつながります。
また、コストの面では壁の面積とドアの量も抑えられるため建築コストを削減可能、健康面では廊下と部屋の間で生まれる温度差を小さくできるためヒートショックの危険性が低くなるというメリットもあります。

個人のスペース確保も重要ですが、廊下をなくすことで1つの空間が大きくなり家族とのコミュニケーションも増えるので、ぜひ1階部分だけでも検討してみてください。

 

□廊下がない間取りの注意点

 

廊下がない間取りではスペースの有効活用や動線効率が高まるなどのメリットがありますが、一方で注意点もあります。

 

*音漏れやにおい漏れが気になる

 

廊下分の距離や仕切りの壁や扉がないため、入浴中の音やトイレを流す音、さらにはにおい漏れまで気になることがあります。
いくら家族とはいえ、生活音が丸聞こえなのは気を遣ってしまいますね。
生活音やにおい漏れの問題には、玄関ホール側に水回りをまとめる、クローゼットを仕切り替わりにする、防音性の高い建材を使用するなどして対策しましょう。

 

*冷暖房の効率が下がる

 

仕切りが少ないと1つの空間が広くなるため、冷暖房効率が下がるという問題もあります。
廊下がない間取りに限らず冷暖房効率を高めるためには、気密性が重要です。
二重サッシの窓にする、断熱材を壁や天井に設置するなどして気密性を高め、シーリングファンで空気循環を良くすることで解決につながります。

 

□まとめ

 

無駄のない間取りにするための1つの方法が、廊下がない間取りです。
廊下をなくすことで、居住スペースや収納スペースを増やせるだけでなく、動線短縮、建築コストの削減、さらにはコミュニケーションがとりやすくなるというメリットがあります。
生活音やにおい漏れ、冷暖房効率が気になるところですが、設計時に水回りの位置、防音性や気密性に配慮することで問題なく過ごせます。

当社では、オーダーメイドの家づくりを承っております。
枠にとらわれずにお客さまの理想の暮らしを実現いたしますので、ぜひ一度お問い合わせください。

投稿者プロフィール

福島 秀夫
福島 秀夫
福島ハウジングの福島秀夫です。
私たちのコンセプトは、お客様の期待と不安に真摯に寄り添い、それぞれのニーズに応じた最適な解決策を提供することです。
25年以上にわたり、寄居町を中心に不動産に関する様々な不安や悩みに対応してきた経験を活かし、お客様の理想の住まいづくりをサポートしています。
私たちの約束は、お客様の「ココロ」に寄り添い、「オモイ」に向き合い、「ミライ」を実現することです。また、家族の声が届く距離で見守り続ける「カゾク」へのコミットメントと、地元「ジモト」との深い結びつきを大切にしています。

私たちは、お客様の夢を実現するために、一つ一つのプロジェクトに心を込めて取り組んでいます。
私、福島秀夫は、この事業を通じて、お客様の人生に価値ある貢献をすることを目指しています。私たちの使命は、ただ家を建てることではなく、お客様の理想の生活空間を創造することです。それぞれの家族が抱く夢や願いを形にし、快適で幸せな生活を実現することが私たちの喜びです。

お客様の理想を実現するために、私たちはこれからも、一つ一つの家づくりに情熱を注ぎ続けます。福島ハウジングは、お客様の夢を形にするために存在しています。あなたの理想の家づくりを、私たちと一緒に実現しましょう。

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